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西祖谷の神代踊 | 郷土芸能・民俗芸能 カテゴリ

総数:128件

伝統文化

西祖谷の神代踊
伝統文化の分類 郷土芸能・民俗芸能
文化名 西祖谷の神代踊



西祖谷の神代踊《特徴》
西祖谷の神代踊(にしいやのじんだいおどり)は、徳島県三好市西祖谷山村に伝わる民俗芸能の風流踊り(※)です。

※「風流踊り」とは、華やかな衣装で着飾り、または仮装して、鉦(かね)や太鼓、笛などで囃し、歌い、おもに集団で踊る踊りのことです。

西祖谷の神代踊は、法螺貝の合図で始まり、編み笠の男たちが、太鼓を打ち鳴らしながら小唄を歌います。雨降りを表すという紙飾りが付いた花傘をかぶった踊り子たちが、梅鉢模様の扇子を振りながら輪を作って踊ります。

この踊りは、平家の落人伝説を残す西祖谷山村善徳の天満神社で、毎年旧暦6月25日の夏祭りに、豊作と無病息災を祈願して奉納されます。
雨乞いや、祭りの行事として、また娯楽として踊り継がれてきた太鼓踊りですが、平安初期の発祥ともされる古い形態を伝えているとされ、文化遺産としても貴重なもとのいわれており、重要無形民俗文化財に指定されています。

[国指定重要無形民俗文化財]
提供:一般社団法人 三好市観光協会 様


所在地 徳島県三好市
展示場&開催場所 〒778-0201
徳島県三好市西祖谷山村善徳 天満宮神社
問い合わせ先 三好市観光案内所
TEL 0120‐404‐344
アクセス 自家用車で:井川・池田ICから国道32号(高知方面)→県道45号→県道32号→市道
総行程 約1時間20分
交通機関で:JR大歩危駅から四国交通かずら橋行き(かずら橋バス停下車)→タクシーで約30分
観るポイント 緑の映える山の中で色鮮やかな衣装をまとった方々の踊りは目を見張るものがあります。
色のコントラストについカメラを構えたくなってしまうのも納得です。
伝統文化の
体験・一般参加
県外からのお客様も多く、写真愛好家の方も非常に多く参加されています。最後は、一般の方も一緒に踊ることが出来ます。