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主要製造地域:宮城県 |

雄勝硯は応永の昔より名硯として賞美され、以来600年の歴史と伝統を誇り、営々として命脈を保ち続け、依然昔ながらの手作りの製法により、硯工人の腕ひとつ、呼吸ひとつで、丹念に彫り上げられています。
まさに600年の伝統と技が生きる雄勝硯は、宮城県のみならず、我が国誇る伝統的工芸品の一つとして昭和60年5月に通商産業大臣より国の伝統的工芸品の指定を受けました。
[ 国指定伝統的工芸品(経済産業大臣指定) ]
提供 : 雄勝硯生産販売協同組合 様

素材 | 雄勝石・天然漆 |
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製法・工法 | 【1】 採石
露天堀りにより、テコを使い原石を表面から一枚一枚剥離します。 【2】 切断 選別された良質の原石を製作する硯の大きさ・厚さ・形を考えて切断します。 【3】 砂すり 切断した原石を円盤状の回転すり盤機の上にのせ、そこに川砂と水を流し込み、表面の凸凹を削り滑らかにします。 【4】 彫り 縁立て、荒彫り、仕上げ彫りの三段階に分けて、のみを肩にあて、体全体で硯を彫り上げて行きます。 【5】 磨き 彫り上がった硯を中磨き、外磨き、仕上げ磨きの三段階に分けて砥石・耐水ペーパーを使い、表面丁寧に磨いて行きます。 【6】 仕上げ 仕上げには、漆を使ったつや出し仕上げとやき仕上げ、墨を使った墨引き仕上げの三つの仕上げ方法があります。 |
歴史 | 硯は、昔から「文房第一の具にして四友(硯・筆・墨・紙)の一なり。」といわれていますが、雄勝硯の歴史も大変古く、口伝によりますと約600年前の室町時代の頃といわれています。
現存する古文書としては、伊達藩お抱えの硯師としての奥田家の家系図があります。 その中に元和年間(1615~1624)に藩祖伊達政宗公が遠島(現・牡鹿半島)へ鹿狩りの折り、硯二面を献上したところ、いたく賞賛、褒美を賜ったとありますし、また二代忠宗公もやはり鹿狩りの折り、その巧みな技に感服し、硯師を伊達藩お抱えとされ、その硯材を産する山を「お留山」と称し一般の採石を許さなかったといわれております。 さらに伊達藩の儒学者の田辺希文が明和年間(1764~1772)に藩主の命によって撰した「封内風土記(ほうないふうどき)」によれば「雄勝浜。戸口凡九十五。有ニ市店一而駅也。比地産ニ硯石一。頗雅物也。」とあり、当時すでに雅物としての硯が産出され銘硯として名が広まっていたことが明らかです。 |
関連URL | http://ogatsu-suzuri.jp/ |
◆展示場所
雄勝硯伝統産業会館
〒986-1333 宮城県石巻市雄勝町雄勝字寺53-1
TEL : 0225-57-3211
開館時間 : 9:00~16:30
休日 : 火曜日(祝祭日を除く)、火曜日が祝祭日の場合翌日