総数:401件
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主要製造地域:栃木県 |
《特徴》
山間部の急流の中で発達した「下野水車」は、幕板、継板という、2種の部材を組み合わせて作られる側板が特徴で、実用性と美しさを兼ね備えています。櫛形の幕板を継板で補強し、より水の抵抗に耐えられるよう改良を重ねてきました。
水車を回すのに、どこから水を掛けるかでその呼び名が異なります。水車に対し水を掛ける位置が上、中、下の順で、上(うわ)掛け、むね掛け、下(した)掛けと呼ばれ、それぞれの特徴があります。また、流れのあるところは「羽」の部分のみで、例えば上から水を流す場合は、L字に奥に受けを作って角度も変えて、そこに水が溜まるようにその力で回るようにします。
最近では、ごくわずかに線香の原料をひく水車が見られる程度で、主には装飾的な需要が多くなっています。庭先や店先、公園などで風景を引き立たせ、人々の目を楽しませると同時に、一昔前の郷愁を誘っています。また、現在では技法はそのままに、室内装飾向けの「下野ミニ水車」も作成されています。
[ 栃木県指定伝統工芸品 ]
提供 : 藤平 明且 様
山間部の急流の中で発達した「下野水車」は、幕板、継板という、2種の部材を組み合わせて作られる側板が特徴で、実用性と美しさを兼ね備えています。櫛形の幕板を継板で補強し、より水の抵抗に耐えられるよう改良を重ねてきました。
水車を回すのに、どこから水を掛けるかでその呼び名が異なります。水車に対し水を掛ける位置が上、中、下の順で、上(うわ)掛け、むね掛け、下(した)掛けと呼ばれ、それぞれの特徴があります。また、流れのあるところは「羽」の部分のみで、例えば上から水を流す場合は、L字に奥に受けを作って角度も変えて、そこに水が溜まるようにその力で回るようにします。
最近では、ごくわずかに線香の原料をひく水車が見られる程度で、主には装飾的な需要が多くなっています。庭先や店先、公園などで風景を引き立たせ、人々の目を楽しませると同時に、一昔前の郷愁を誘っています。また、現在では技法はそのままに、室内装飾向けの「下野ミニ水車」も作成されています。
[ 栃木県指定伝統工芸品 ]
提供 : 藤平 明且 様
素材 | 松(羽の部分)、欅(芯の部分) |
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製法・工法 | 水車は、様々な部分を別々に作成し組み立てていきます。
【1】 準備 水車を造るにあたって、いくつかの事項を調査・決定します。水車の設置場所や、水量と高低差の調査、水車の大きさの決定などです。 【2】 各部分の作成 側板(幕板、継板)、輪板、羽板、くも手などの各部分を製作を行います。 【3】 歯車の設計・作成 設置目的や用途にあわせて大きさ、回転数を決定し、歯車を作成していきます。 |
歴史 | 一時はその伝統が絶えてしまった「下野水車」ですが、昭和に入り、藤平克氏によって、その伝統の技と様式が復活されました。
藤平氏は、木材の町である鹿沼市に生まれ育ち、地元の銘木店で修業を積んだ後、昭和27年に独立し銘木製造業を営みます。銘木といえば、数寄屋造りに欠かせないものですが、この数寄屋に水車の古材が化粧板として使用されていたり、水車の一部がインテリアとして飾られるようになりました。 藤平氏は水車に興味を持ち、様々な地方の水車を巡っていく中で、栃木県の水車があまりにも優美な構造であることに気が付きました。藤平氏は、水車を復元できないものかと思いをはせました。しかし、その頃すでに多くの水車大工が姿を消していました。 そうしたことがきっかけで、藤平氏が「下野水車」を復興すべく、一念発起で自らが製造するようになりました。 |
◆展示場所
木のふるさと伝統工芸館
〒322-0058 栃木県鹿沼市麻苧町1556-1
TEL : 0289-64-6131
開館時間 : 午前9時から午後5時
休館日 : 火曜日、祝日の翌日、年末年始