JTCO
NPO法人日本伝統文化振興機構は、日本の伝統文化の継承・創造・発展のための活動を行っております。
伝統工芸館 カテゴリ

総数:337件


都道府県

総数:337件

伝統工芸品新潟県

新潟県
工芸品の分類 木工品
工芸品名 加茂桐箪笥

主要製造地域:新潟県




《特徴》
「加茂桐箪笥」の特徴として、大きく3つに分けられます。

1:桐の素材が材質的にすぐれていること
桐の板は湿気や乾燥による伸び縮みが少なく、やわらかいことです。すきまのない箪笥を作ることができ、衣類を湿気から守ったり、水害にあっても中身を守ります。
それから、桐の板は木材の中で熱伝導度が最小であることです。箪笥の表面がこげて炭化すれば、そのあとは熱の伝わりが遅く内部を火から守ります。
そして、桐の板にはタンニン、パウロニン、セサミンが多量に含まれておりまして、細菌や昆虫類の食害を防ぐといわれています。

2:熟練した職人(伝統工芸士)の手作りで、通産大臣指定の伝統的工芸品であること
引き出しや扉の隙間がなく、しかも、開け閉めが軽く、気密性の高い工作をしています。衣類などの収納品を適湿に保ち、いためず、長期にわたって保存します。
また、「加茂桐箪笥」は、200年以上にわたって作られてきた伝統的工芸品です。永きにわたって伝わってきた気品にあふれたおもむきをうかがわせます。

3:桐の木自体が良い点を持っていること
「加茂桐箪笥」の原料になっている桐は成長が他の木に比べて早いのです。桐は木材資源として早く活用され、しかも製作された桐箪笥は永年にわたって使用されるので、地球に優しいこれからの時代にあった家具です。

[ 国指定伝統的工芸品(経済産業大臣指定) ]
提供 : 加茂箪笥協同組合 様

素材
製法・工法 【1】 桐の原木
桐は日本産の樹の中でいちばん成長が早く、伐採後もいち早く緑で潤します。しかも生命力に富み、寒冷地の方がよい桐が育ちます。

【2】 天然乾燥
伐採後、3年間の天然乾燥を行ないます。これによって桐材の渋抜きがされ製品に変色や狂いが生じません。

【3】 造材
加茂の桐箪笥は他の産地と違い、原木を製材するところから一貫作業で行なうため、材料の選定が可能です。

【4】 木取り
各部材は適材適所に選別され、経験を積んだ職人が、木目合わせと色に気を配りながら同質の材をより分け組み合わせていきます。

【5】 組立て
加茂の桐箪笥は木釘を打ち込む独特な伝統技法で堅牢に組み立てられ、本体が仕上げられます。

【6】 引き出し(盆)扉加工
引き出しや扉はかんなで調節しながら、すき間なく本体に入れ込みます。

【7】 塗装
木地を調整してから宇づくりかけをし、木目を立てます。その上に砥の粉と夜叉の実の混合液で何回か刷毛塗りします。自然乾燥した後、木目に沿って蝋を均一にかけ、仕上げます。

【8】 金具付け
桐箪笥の表情は金具のデザインで大きく変わります。ベテランの職人の手で慎重に、引き手金具、蝶番、錠前がとりつけられ、箪笥が完成します。
歴史 加茂市は古くから木工の町として知られ、中でも桐箪笥は重要産業のひとつに数えられております。伝承された技術に、現代美を加えた加茂の桐箪笥は、熟練した職人芸による手作り品としての価値が認められ、昭和51年には通商産業大臣より「伝統的工芸品」の指定を受けました。

湿気を防ぎ、狂いが少なく、火気に強いという桐の特長を十分に生かした加茂桐箪笥は、皆様の大切なお召し物を安全に保存できるうえ、木肌の温かみや柾目の美しさと色合いが、お部屋に優雅な落ち着きを添えるものとして、全国各地で広くご愛用いただいております。
関連URL http://www.chuokai-niigata.or.jp/kiritansu/ja/index.html

◆イベント開催
定期的に展示会出展などイベントを開催しております。
詳しくは こちら をご覧下さい。


2017 クリスマスギフト特集メルマガ会員募集郷土料理全国伝統工芸品フォトギャラリー掲載協力団体、企業一覧英語翻訳ボランティア募集歴史レポーターボランティア募集歌舞伎座木挽町広場催事出展者募集JTCO@Facebook