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NPO法人日本伝統文化振興機構は、日本の伝統文化の継承・創造・発展のための活動を行っております。
伝統工芸館 カテゴリ

総数:335件


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総数:335件

伝統工芸品滋賀県

滋賀県
工芸品の分類 文具
工芸品名 雲平筆

主要製造地域:滋賀県




《特徴》
雲平筆の種類としては、「天平筆(雀頭筆)」「筆龍籐巻筆」「弘法大師流筆」「藤原定家卿筆」「上代様筆」「光悦筆」「道風朝臣用筆」など、全27種類があります。

形体でみると(1)一般型、(2)雀頭型、(3)籐巻型と分類することができ、さらに、(1)は名称で(A)時代性・(B)用途・(C)名家様式で分けられます。

これらは中国唐代に淵源をもつ「巻筆」と呼ばれるもので、紙を腰に巻く伝統技術を今に伝えています。

[ 滋賀県知事指定郷土工芸品 ]
提供 : 攀桂堂(ハンケイドウ) 様

素材 羊毛、狸、鼬、馬などの毛
製法・工法 1. 巻筆の製造工程(例:天平筆)
【1】 尾締め
麻糸でしばる。

【2】 紙巻き
手漉きの和紙で穂の部分を巻きつける。

【3】 上毛掛け
紙を巻いた穂に上毛(化粧毛)をきせる。

【4】 尾締め
穂の根元を麻糸で強く結ぶ。

【5】 すげ込み
軸の内側に接着剤を入れ、穂の根元を差し込む。

【6】 糊入れ
ふのりを十分にしみ込ませ、糸で絞り穂を指先で整える。

【7】 完成
乾燥させてサヤをする(天平筆以外はキャップ)。
歴史 雲平筆は、今からおよそ400年前の元和年間、初代藤野雲平が京都において筆工を営んだことに始まります。爾来、禁裏御所の御用達を賜り、書道家元の有栖川宮家にはしばしば筆をお納めしました。

また正徳年間、5世雲平の時、近衛予楽院家煕公より「攀桂堂(はんけいどう)」の屋号を賜りました。

明治20年、12世雲平の時には、有栖川熾仁親王殿下より、長さ二尺二寸、差し渡し三寸八分、筆行七寸五分の図を自らお示し遊ばされ、「純山馬毫にてそのような筆を制せよ」との特別注文を仰せ賜り、その節、『遠祖の流れを今に書き伝う筆はふじのにかぎりけるかな』の歌を賜りました。

明治42年、13世雲平は東京に攀桂堂を移し、松方正義翁、大倉喜八郎翁、書家の比田井天来・小琴ご夫婦、岡山高陰などの諸先生方に筆のご用を賜り、大正12年の関東大震災に罹災し、現在の地に転居いたしました。

先代雲平は、昭和41年に滋賀県無形文化財の認定をうけ、昭和49年に労働大臣賞を受賞。
関連URL http://umpei-fude.jp/index.php

◆展示場所
攀桂堂
 〒520-1224 滋賀県高島市安曇川町上小川90-6
 TEL : 0740-32-0236 / FAX : 0740-32-1921
 営業時間 : 8:30~18:00
 駐車場 : 5台(無料)






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